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【中医協】新型インフル流行時の療養病棟入院、出来高可能に(医療介護CBニュース)

 中央社会保険医療協議会(中医協、会長=遠藤久夫・学習院大経済学部教授)は1月29日の総会で、新型インフルエンザが大流行して、療養病棟で患者を受け入れざるを得ない場合、一般病棟入院基本料の算定を認め、検査や投薬などの出来高算定を可能にする方向で一致した。また、ポリオや結核などの感染症に関する「二類感染症患者療養環境特別加算」について、鳥インフルエンザや新型インフルエンザに対応するため、来年度の診療報酬改定で陰圧室の環境整備を評価する「陰圧室加算」を新設することでも合意した。

 現行の「二類感染症患者療養環境特別加算」は、ポリオ、結核、ジフテリアなどの患者について、他者に感染させる恐れがあると保険医が認め、個室に入院した患者を算定対象とする「個室加算」(300点)のみ。厚生労働省がこの日の総会で示した改定案では、同加算を維持した上で、対象となる感染症に鳥インフルエンザと新型インフルエンザを加えた。さらに、陰圧室への入院患者を算定対象とした「陰圧室加算」を新設することが盛り込まれた。

 意見交換で同省保険局の佐藤敏信医療課長は、新型インフルエンザ患者の療養病棟入院に伴う出来高算定に関し、「恐らくは特別入院基本料の上に検査や投薬という形になると思う」との考えを示した。

■結核病棟入基料、在院日数要件を廃止へ

 改定案ではこのほか、「結核病棟入院基本料」と「特定機能病院入院基本料(結核病棟)」の平均在院日数の要件を廃止する方向性を示している。なお、点数の見直しは行わない。
 また、結核患者の減少に伴い、病棟単位での運営が困難になっているとの声もあるため、ユニットによる運営のルールを明確化する。「一般病棟と結核病棟を併せて1看護単位」としている現在の施設基準を見直す。「一般病棟」に該当するものとして、▽一般病棟入院基本料▽専門病院入院基本料▽特定機能病院入院基本料(一般病棟)▽障害者施設等入院基本料―のいずれかを算定する病棟を挙げている。


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